　この三国志・五虎将軍フィギュアは、元々某百円ショップで買い揃えたものである。本来はアンティーク調の銀一色だったが、フルカラーに塗り直した。

　しかし、元の塗装をはがすのがワヤだった。私は布やティッシュにマニキュア除光液をつけて拭いていたのだが、手間を省くために荒っぽい手段に切り替えた。

　ガラスの瓶にフィギュアを入れ、除光液をドバドバと注いで塗装をはがしたのだ。それで、フィギュア本体がもろくなってしまった。

　私はグルーガンなどで穴を埋め、再塗装が終わってから色々と飾り付けた。それにしても、張飛。頭にはハンバーガー、背中にはマヨネーズだなんて、見るからに胸焼けしそうだな(笑)。

　ちなみに黄忠は唯一破損がない。だから、再塗装以外のカスタムは一切ない。この人のエビラ（矢のケース）には「百発百中」と書いてある。最初は「一撃必殺」と書く予定だったが、あまりにも物騒なフレーズである上に、書いてて文字が「つぶれる」恐れがあるので、もっと穏便な「百発百中」に変更した。

　さて、今年も趙雲のカブトの羽根の予備を調達するために赤い羽根募金に寄付しよう(笑)。

　ちなみに、再塗装に使用したのはファレホカラーというアクリル塗料である。これはボークスのショールームで扱っているのだが、結構使いやすい。私がお人形の顔の塗装に使っているのも、ファレホである。

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